しろとらのお暇

大学生活を孤独に楽しむ

コロナで1年半仕事を休んでいる

職業は学生である。

コロナによって一番仕事を休んでいる大阪の大学生である。

大学1年生が無事に終わった2020年2月。

その時から2021年の5月末まで、休み続けている。

 

正直こんなに休んだ経験ははじめである。

インドアが好きで独りが好きで、そんな僕であってもたまには大学に行って友達と話したいなんて思う。

 

こんなに大学生が休まされているのは、他ならぬ大学生のせいだ。

「コロナなんて余裕っしょw」なんて奴らのせいで今も休んでいる。

 

ワクチンの提供体制が整っていないこと

コロナの変異株について病床数を増やすことをしなかった、そんな大人にもムカつくが

しかしどうしようも出来ないこともある。

 

だけどお前らはなんだ?

同じ仲間だと思っていたのに、GWにバーベキューをしたり新歓を開いたり

ボーリングに行ってカラオケではしゃいで

そんな間抜けなのが同じ大学生ってだけでどうしてここまで不自由にならなければいけないのか?

 

会社員が会社でコロナにかかってしまう。

営業先でどうしても行かなければならない。

タレントがテレビの仕事でコロナにかかる。

年寄りが老人ホームでクラスター発生。

 

どれもしょうがない。

仕事をやらねば生きていけない。生活している場所でかかった。

 

そのせいで飲食店やイベント業はやむをえずに休業。

一方で大学生は勉強と関係のない場所で関係のないことをして、コロナにかかり

家に帰ってコロナを広める。

 

なにが20代の大事な1年だ。

全員ががまんして努力しているのにも関わらず、我慢せずに遊んでいる奴らのせいで人が死ぬ。

 

それなのに若いというだけで罰を受けない。

だが恨むこともない。

呆れている。おそらく大学生ということに酔ってチンパンジー以下の脳みそだ。

馬鹿みたいに恋愛してさらに知能も落ちているのだろう。

 

心のどこかでそんな何にも気にしない

彼らのことがどこか羨ましかった。

 

僕はつい考えすぎてしまう。

そしてどこかで同級生を見下していた。

体育祭や学園祭、テストも全部適当にやった。参加はするが輪には入らなかった。

そして20過ぎて思う。

もしかすると子供だったのは僕の方かもしれない。

彼らは青春が二度と戻ってこないことを知って、体育祭や学園祭を。

いや学生時代を全力で駆け抜けていたのかもしれない。

 

大人になったいま、ふと思う。

あのときこそ、なにかに全力になれる最後のチャンスだったのかなって…